初代ジュラエース(デュラエース)SHIMANOCRANE

ちょっと前にコレクションにとオークションサイトお手頃価格で購入したシマノクレーン。

フロントのジュラエース付いていました

このクレーンは初代シマノジュラエース(現デュラエース)コンポーネントでありながらこのリヤディレーラーだけがCRANEの名だったようです。

1970年代初期だと思われます。

中堀剛氏の私が愛した自転車パーツにも今日のシマノの隆盛の始祖たる偉大なる変速機と記されています。

そんなCRANEは、7〜8年前に作家でありサイクリストでもある白鳥和也氏の小説丘の上の小さな街でを購入したことで知りました。

白鳥氏の本を読むと自転車に乗りたくなります。自転車って良いなぁって改めて思えます。

第一話のタイトルがCRANEであり、そのCRANEがモノクロの表紙を飾っている小説。

そもそも私の自転車は、上り坂を楽上れる仕様、可能な限り楽ちんなローギヤで、壊れたりトラブルのない自転車を理想とし、現行パーツにこだわってきましたが、やっぱりビンテージ良いなぁって最近思ってきたりして

日本が海外の物に真似から始まり追い付け追い越せと勢いづいた時代がまさに自分が生きてきた時代と重なって、同じ年代に生まれた物に親近感がわいてしまうんですよねぇ。

アコースティックギターで例えるとYAMAHAFG-180みたいな存在かなぁ、SHIMANOCRANEって

でもこのクレーン、偉大なのは事実でしょうが、特別人気があるわけでもないし、小説にも書かれてるように特別かっこいいわけでもなく平凡で生真面目さだけが表れてるようなそんなディレーラー。

でもこのCRANEという文字と響きが以外と私は好きで、モノクロの表紙に写るブラックモデルに浮かぶCRANEの文字がなんだかかっこ良くて

この一話の終盤になるまで私もこれに書かれてるように、CRANEとはなにか機械じみた起重機みたいなイメージを持っていました。

このストーリーそのものがCRANEの意味の思い違いから成っているもので、CRANEとは鶴という意味だったわけです。

だからといってCRANEという文字、響きになにか惹かれるものがあることは変わらず、

近頃、峠も上れなきゃ押せば良いかとか良い言い訳になるかとかという気持ちの変化(アシスト欲しいくらい(笑))でこのCRANEをライジン号に装着してみることにしましたよー。